社労士になる子ちゃん
労務管理その他の労働に関する一般常識令和7年度第1問

令和7年度 第1問 解説

問題文

▼ 次の問いに答えてください。 〔問 1〕 我が国の外国人雇用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 なお、本問は、「令和5年外国人雇用実態調査(厚生労働省)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。 (出典)第57回(令和7年度)社会保険労務士試験 択一式 労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識 問1/全国社会保険労務士会連合会試験センター

A外国人常用労働者(雇用保険被保険者数5人以上事業所)は約160万人となっており、産業別にみると、「製造業」が最も多くなっている。正解
B外国人常用労働者の国籍・地域をみると、「中国(香港、マカオ含む)」が最も多く、次いで「ベトナム」、「フィリピン」の順となっている。
C外国人常用労働者の職業をみると、「専門的・技術的職業従事者」が最も多く、次いで「生産工程従事者」、「サービス職業従事者」の順となっている。
D外国人労働者を雇用する理由(事業所計)をみると、「日本人と同等またはそれ以上の活躍を期待して」が最も多く、次いで「労働力不足の解消・緩和のため」、「事業所の国際化、多様性の向上を図るため」、「日本人にはない知識、技術の活用を期待して」の順となっている。
E外国人労働者の雇用に関する課題(事業所計)をみると、「在留資格申請等の事務負担が面倒・煩雑」が最も多く、次いで「日本語能力等のためにコミュニケーションが取りにくい」、「在留資格によっては在留期間の上限がある」、「文化、価値観、生活習慣等の違いによるトラブルがある」の順となっている。

解説

正答はA。外国人常用労働者は約160万人で、産業別には「製造業」が最も多くなっています。 Bは誤り。国籍・地域で最も多いのは「ベトナム」で、「中国」はその次です。かつては中国が最多でしたが、近年はベトナムが上回っています。 Cは誤り。職業で最も多いのは「生産工程従事者」です。産業で製造業が最多であることと素直につながります。「専門的・技術的職業従事者」を1位に置き換えた枝です。 Dは誤り。雇用する理由で最も多いのは「労働力不足の解消・緩和のため」です。 Eは誤り。課題で最も多いのは「日本語能力等のためにコミュニケーションが取りにくい」です。 この調査は「製造業・生産工程・人手不足・日本語の壁」という一本の線でつながっています。そこから外れた順位を疑うと当たりやすくなります。 ▶ テキスト: 労務管理その他の労働に関する一般常識「労働経済で使われる指標」

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