労働安全衛生法令和2年度第9問
令和2年度 第9問 解説
問題文
▼ 次の問いに答えてください。 〔問 9〕 労働安全衛生法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (出典)第52回(令和2年度)社会保険労務士試験 択一式 労働基準法及び労働安全衛生法 問9/全国社会保険労務士会連合会試験センター
A労働安全衛生法は、同居の親族のみを使用する事業又は事務所については適用されない。また、家事使用人についても適用されない。
B労働安全衛生法は、事業場を単位として、その業種、規模等に応じて、安全衛生管理体制、工事計画の届出等の規定を適用することにしており、この法律による事業場の適用単位の考え方は、労働基準法における考え方と同一である。
C総括安全衛生管理者は、当該事業場においてその事業の実施を統括管理する者をもって充てなければならないが、必ずしも安全管理者の資格及び衛生管理者の資格を共に有する者のうちから選任しなければならないものではない。
D労働安全衛生法は、事業者の責務を明らかにするだけではなく、機械等の設計者、製造者又は輸入者、原材料の製造者又は輸入者、建設物の建設者又は設計者、建設工事の注文者等についても、それぞれの立場において労働災害の発生の防止に資するよう努めるべき責務を有していることを明らかにしている。
E労働安全衛生法は、第20条で、事業者は、機械等による危険を防止するため必要な措置を講じなければならないとし、その違反には罰則規定を設けているが、措置義務は事業者に課せられているため、例えば法人の従業者が違反行為をしたときは、原則として当該従業者は罰則の対象としない。正解
解説
正答はE。安衛法には両罰規定があり、違反行為をした従業者本人も罰則の対象になります。法人だけが罰せられるのではありません。 Aは正しい。同居の親族のみを使用する事業と家事使用人には適用されません。 Bは正しい。安衛法の適用単位は労基法と同じく事業場です。 Cは正しい。総括安全衛生管理者は事業の実施を統括管理する者を充てるので、安全管理者や衛生管理者の資格は要りません。 Dは正しい。機械等の設計者・製造者・輸入者や建設工事の注文者等の責務も定められています。 ▶ テキスト: 労働安全衛生法「安衛法の目的と関係者の責務」
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