令和4年度 第10問 解説
問題文
▼ 次の問いに答えてください。 〔問 10〕 費用の負担に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (出典)第54回(令和4年度)社会保険労務士試験 択一式 健康保険法 問10/全国社会保険労務士会連合会試験センター
解説
誤っているものを選ぶ問題ですが、試験センターはAとEの両方を正答としています。この演習ではAを正解として扱いますが、Eを選んでも本試験では正解でした。 Aが誤りである理由。前納すべき額は「各月の保険料の額の合計額から政令で定める額を控除した額」、つまり各月の保険料を年4分の利率による複利現価法で割り引いた額の合算額です。設問はその控除額(割引額)の方を前納額として書いている点が誤りです。 → 前納の単位は4月〜9月・10月〜翌年3月または年単位ですが、期間の途中で資格を取得した者は取得月の翌月から期間の末日までの前納ができるので、5月分から翌年3月分までの11か月という前納自体は可能です。 Eが誤りである理由。日雇特例被保険者が同じ日に2以上の事業所で働いた場合、保険料を納付するのはその者を最初に使用する事業主です。事業所ごとに標準賃金日額を決めて別々に貼るのではありません。 Bは正しい。40歳に到達する月に支払われた賞与からは介護保険料額も控除できます。 Cは正しい。同月得喪の場合、後の事業所でも4月分の保険料を控除し、先の事業所が徴収した分は本人に返還されません。 Dは正しい。育児休業期間中の賞与は保険料が免除されますが、標準賞与額としては決定され年度の累計額に含めます。 ▶ テキスト: 健康保険法「任意継続被保険者」「保険料の負担・納付・免除」
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