令和5年度 第1問 解説
問題文
▼ 次の問いに答えてください。 〔問 1〕 厚生年金保険法第26条に規定する3歳に満たない子を養育する被保険者等の標準報酬月額の特例(以下本問において「本特例」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (出典)第55回(令和5年度)社会保険労務士試験 択一式 厚生年金保険法 問1/全国社会保険労務士会連合会試験センター
解説
正答はA。養育期間の特例の申出は、第1号厚生年金被保険者と第4号厚生年金被保険者は事業主を経由して行い、第2号・第3号厚生年金被保険者は事業主を経由せずに行います。 Bは誤り。この特例で従前標準報酬月額が使われるのは年金額の計算のときだけです。保険料は実際の標準報酬月額で計算します。「保険料は下がったまま安く、年金額は下がる前の高いほうで計算する」のがこの特例の値打ちです。 Cは誤り。養育開始月の前月に被保険者でない場合は、その月前1年以内の被保険者であった月の標準報酬月額を使いますが、甲は令和4年4月までしか被保険者でなく、令和5年5月から1年さかのぼっても該当する月がありません。特例は適用されません。 Dは誤り。第1子について特例が適用されている間は従前標準報酬月額30万円が用いられているので、第2子の養育開始月の前月の標準報酬月額もその30万円になります。 Eは誤り。第1子の特例の適用期間は、第2子の養育を開始した月の前月までです。第2子が3歳に達するまで第1子の分が続くわけではありません。 ▶ テキスト: 厚生年金保険法「休業終了時の改定と養育期間の特例」
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