労働者災害補償保険法令和5年度第1問
令和5年度 第1問 解説
問題文
▼ 次の問いに答えてください。 〔問 1〕 「心理的負荷による精神障害の認定基準について」(平成23年12月26日付け基発1226第1号)における「業務による心理的負荷の強度の判断」のうち、出来事が複数ある場合の全体評価に関する次の記述のうち誤っているものはどれか。 (出典)第55回(令和5年度)社会保険労務士試験 択一式 労働者災害補償保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。) 問1/全国社会保険労務士会連合会試験センター
A複数の出来事のうち、いずれかの出来事が「強」の評価となる場合は、業務による心理的負荷を「強」と判断する。
B複数の出来事が関連して生じている場合、「中」である出来事があり、それに関連する別の出来事(それ単独では「中」の評価)が生じた場合には、後発の出来事は先発の出来事の出来事後の状況とみなし、当該後発の出来事の内容、程度により「強」又は「中」として全体を評価する。
C単独の出来事の心理的負荷が「中」である複数の出来事が関連なく生じている場合、全体評価は「中」又は「強」となる。
D単独の出来事の心理的負荷が「中」である出来事一つと、「弱」である複数の出来事が関連なく生じている場合、原則として全体評価も「中」となる。
E単独の出来事の心理的負荷が「弱」である複数の出来事が関連なく生じている場合、原則として全体評価は「中」又は「弱」となる。正解
解説
誤っているものを選ぶ問題で、正答はE。単独では「弱」と評価される出来事が複数、関連なく生じた場合の全体評価は、原則として「弱」です。「中又は弱」と幅を持たせている点が誤りです。 Aは正しい。いずれか一つでも「強」があれば全体も「強」です。 Bは正しい。関連して生じている場合は、後発の出来事を先発の出来事後の状況とみなし、その内容・程度により「強」または「中」と評価します。 Cは正しい。「中」の出来事が複数、関連なく生じた場合は「中」または「強」です。近接の程度や出来事の数によって上がることがあります。 Dは正しい。「中」一つと「弱」複数なら原則として全体も「中」です。 積み上げのルールは「強が1つあれば強」「中が複数なら中か強」「弱がいくつあっても弱」と覚えると、Eの不自然さがはっきりします。 ▶ テキスト: 労働者災害補償保険法「業務上の疾病と過労死・精神障害の認定基準」
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