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労働基準法平成29年度第1問 空欄A

平成29年度 第1問 空欄A 解説

問題文

▼ 空欄 A に入る語句を選んでください。 〔問 1〕 次の文中の の部分を選択肢の中の最も適切な語句で埋め、完全 な文章とせよ。 1 最高裁判所は、労働者が長期かつ連続の年次有給休暇の時季指定をした 場合に対する、使用者の時季変更権の行使が問題となった事件において、 次のように判示した。 「労働者が長期かつ連続の年次有給休暇を取得しようとする場合におい ては、それが長期のものであればあるほど、使用者において代替勤務者を 確保することの困難さが増大するなど A に支障を来す蓋然性が高 くなり、使用者の業務計画、他の労働者の休暇予定等との事前の調整を図 る必要が生ずるのが通常である。[…(略)…]労働者が、右の調整を経るこ となく、その有する年次有給休暇の日数の範囲内で始期と終期を特定して 長期かつ連続の年次有給休暇の時季指定をした場合には、これに対する使 用者の時季変更権の行使については、[…(略)…]使用者にある程度の B の余地を認めざるを得ない。もとより、使用者の時季変更権の 行使に関する右 B は、労働者の年次有給休暇の権利を保障してい る労働基準法39条の趣旨に沿う、合理的なものでなければならないので あって、右 B が、同条の趣旨に反し、使用者が労働者に休暇を取 得させるための状況に応じた配慮を欠くなど不合理であると認められると きは、同条3項〔現5項〕ただし書所定の時季変更権行使の要件を欠くもの として、その行使を違法と判断すべきである。」 2 産前産後の就業について定める労働基準法第65条にいう「出産」につい ては、その範囲を妊娠 C 以上(1か月は28日として計算する。)の 分娩とし、生産のみならず死産も含むものとされている。 3 労働安全衛生法第28条の2では、いわゆるリスクアセスメントの実施 について、「事業者は、厚生労働省令で定めるところにより、建設物、設 備、原材料、ガス、蒸気、粉じん等による、又は作業行動その他業務に起 因する D (第57条第1項の政令で定める物及び第57条の2第1 項に規定する通知対象物による D を除く。)を調査し、その結果に 基づいて、この法律又はこれに基づく命令の規定による措置を講ずるほ か、労働者の危険又は健康障害を防止するため必要な措置を講ずるように 努めなければならない。」と定めている。 4 労働安全衛生法第65条の3は、いわゆる労働衛生の3管理の一つであ る作業管理について、「事業者は、労働者の E に配慮して、労働 者の従事する作業を適切に管理するように努めなければならない。」と定め ている。 (出典)第49回(平成29年度)社会保険労務士試験 選択式 問1/全国社会保険労務士会連合会試験センター

①4か月
②5か月
③6か月
④7か月
⑤一方的決定
⑥危害を防止するための法基準の遵守状況
⑦危険性又は有害性等
⑧健康
⑨合理的変更
⑩災害事例における原因
⑪災害に関する統計情報
⑫作業能力
⑬作業に関する要望
⑭裁量的判断
⑮事業の正常な運営正解
⑯専権的配分
⑰体格
⑱繁忙期の人員の配置
⑲労働時間の適切な管理
⑳労働者の安全配慮義務

解説

時事通信社事件の判示です。長期かつ連続の年休は、長くなるほど代替勤務者の確保が難しくなり「事業の正常な運営」に支障を来す蓋然性が高くなる、としています。 39条5項ただし書の時季変更権の要件そのものが「事業の正常な運営を妨げる場合」なので、判決文もその言葉を使っています。 ▶ テキスト: 労働基準法「年次有給休暇」

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