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社会保険に関する一般常識令和4年度第10問

令和4年度 第10問 解説

問題文

▼ 次の問いに答えてください。 〔問 10〕 社会保険制度の保険給付等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (出典)第54回(令和4年度)社会保険労務士試験 択一式 労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識 問10/全国社会保険労務士会連合会試験センター

A児童手当の支給を受ける権利は、譲り渡し、担保に供し、又は差し押えることができない。
B国民健康保険組合の被保険者が、業務上の事故により負傷し、労災保険法の規定による療養補償給付を受けることができるときは、国民健康保険法による療養の給付は行われない。
C児童手当の受給資格者が、次代の社会を担う児童の健やかな成長を支援するため、当該受給資格者に児童手当を支給する市町村(特別区を含む。以下本問において同じ。)に対し、当該児童手当の支払を受ける前に、内閣府令で定めるところにより、当該児童手当の額の全部又は一部を当該市町村に寄附する旨を申し出たときは、当該市町村は、内閣府令で定めるところにより、当該寄附を受けるため、当該受給資格者が支払を受けるべき児童手当の額のうち当該寄附に係る部分を、当該受給資格者に代わって受けることができる。
D船員保険の被保険者であった者が、令和3年10月5日にその資格を喪失したが、同日、疾病任意継続被保険者の資格を取得した。その後、令和4年4月11日に発した職務外の事由による疾病若しくは負傷又はこれにより発した疾病につき療養のため職務に服することができない状況となった場合は、船員保険の傷病手当金の支給を受けることはできない。正解
E介護保険法における特定施設は、有料老人ホームその他厚生労働省令で定める施設であって、地域密着型特定施設ではないものをいい、介護保険の被保険者が自身の居宅からこれら特定施設に入居することとなり、当該特定施設の所在する場所に住民票を移した場合は、住所地特例により、当該特定施設に入居する前に住所を有していた自身の居宅が所在する市町村が引き続き保険者となる。

解説

誤っているものを選ぶ問題で、正答はD。船員保険の疾病任意継続被保険者にも傷病手当金が支給されます。健康保険の任意継続被保険者に傷病手当金・出産手当金が出ないのとは違うところです。 → ただし無条件ではなく、資格を取得した日から1年以上経ってから発した傷病は対象外です。本問は資格取得から1年以内の発病なので支給されます。 Aは正しい。児童手当の受給権は譲渡・担保・差押えができません。 Bは正しい。労災保険の療養補償給付を受けられるときは国民健康保険の給付は行われません。 Cは正しい。児童手当を市町村に寄附する申出の仕組みがあります。 Eは正しい。特定施設に入居して住民票を移した場合も、住所地特例により入居前の市町村が引き続き保険者になります。 ▶ テキスト: 社会保険に関する一般常識「船員保険法」「児童手当法」「介護保険の保険者と2種類の被保険者」

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