社会保険に関する一般常識令和4年度第9問
令和4年度 第9問 解説
問題文
▼ 次の問いに答えてください。 〔問 9〕 社会保険制度の保険料及び給付に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (出典)第54回(令和4年度)社会保険労務士試験 択一式 労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識 問9/全国社会保険労務士会連合会試験センター
A国民健康保険において、都道府県は、毎年度、厚生労働省令で定めるところにより、当該都道府県内の市町村(特別区を含む。以下本問において同じ。)ごとの保険料率の標準的な水準を表す数値を算定するものとされている。
B船員保険において、被保険者の行方不明の期間に係る報酬が支払われる場合には、その報酬の額の限度において行方不明手当金は支給されない。
C介護保険において、市町村は、要介護被保険者又は居宅要支援被保険者(要支援認定を受けた被保険者のうち居宅において支援を受けるもの)に対し、条例で定めるところにより、市町村特別給付(要介護状態等の軽減又は悪化の防止に資する保険給付として条例で定めるもの)を行わなければならない。正解
D後期高齢者医療制度において、世帯主は、市町村が当該世帯に属する被保険者の保険料を普通徴収の方法によって徴収しようとする場合において、当該保険料を連帯して納付する義務を負う。
E後期高齢者医療制度において、後期高齢者医療広域連合は、被保険者が、自己の選定する保険医療機関等について評価療養、患者申出療養又は選定療養を受けたときは、当該被保険者に対し、その療養に要した費用について、保険外併用療養費を支給する。ただし、当該被保険者が被保険者資格証明書の交付を受けている間は、この限りでない。
解説
誤っているものを選ぶ問題で、正答はC。市町村特別給付は「行うことができる」任意の給付です。行わなければならないものではありません。 介護保険の給付は、全国共通の介護給付・予防給付と、市町村が条例で独自に設ける市町村特別給付(横出しサービス)に分かれます。後者は任意なので、市町村によってあったりなかったりします。 Aは正しい。都道府県は毎年度、市町村ごとの標準的な保険料率を算定します。 Bは正しい。行方不明の期間に報酬が支払われる場合は、その限度で行方不明手当金は出ません。 Dは正しい。世帯主は世帯に属する被保険者の保険料を連帯して納付する義務を負います。 Eは正しい。後期高齢者医療にも保険外併用療養費があります。 ▶ テキスト: 社会保険に関する一般常識「介護給付と予防給付」
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