社労士になる子ちゃん
社会保険に関する一般常識令和5年度第9問

令和5年度 第9問 解説

問題文

▼ 次の問いに答えてください。 〔問 9〕 社会保険審査官及び社会保険審査会法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (出典)第55回(令和5年度)社会保険労務士試験 択一式 労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識 問9/全国社会保険労務士会連合会試験センター

A社会保険審査官(以下本問において「審査官」という。)は、厚生労働省の職員のうちから厚生労働大臣が命じ、各地方厚生局(地方厚生支局を含む。)に置かれる。
B審査請求は、原処分の執行を停止しない。ただし、審査官は、原処分の執行により生ずることのある償うことの困難な損害を避けるため緊急の必要があると認めるときは、職権でその執行を停止することができる。その執行の停止は、審査請求があった日から2か月以内に審査請求についての決定がない場合において、審査請求人が、審査請求を棄却する決定があったものとみなして再審査請求をしたときは、その効力を失う。
C審査請求の決定は、審査請求人に送達されたときに、その効力を生じる。決定の送達は、決定書の謄本を送付することによって行う。ただし、送達を受けるべき者の所在が知れないとき、その他決定書の謄本を送付することができないときは、公示の方法によってすることができる。
D社会保険審査会(以下本問において「審査会」という。)は、審査会が定める場合を除き、委員長及び委員のうちから、審査会が指名する者3人をもって構成する合議体で、再審査請求又は審査請求の事件を取り扱う。審査会の合議は、公開しない。
E審査会は、必要があると認めるときは、申立てにより又は職権で、利害関係のある第三者を当事者として再審査請求又は審査請求の手続に参加させることができるが、再審査請求又は審査請求への参加は、代理人によってすることができない。正解

解説

誤っているものを選ぶ問題で、正答はE。再審査請求や審査請求への参加は、代理人によってすることができます。「できない」と閉じている点が誤りです。 Aは正しい。社会保険審査官は厚生労働省の職員のうちから厚生労働大臣が命じ、各地方厚生局に置かれます。 Bは正しい。審査請求は原処分の執行を停止しませんが、審査官は緊急の必要があると認めるときは職権で執行を停止できます。その停止は、2か月以内に決定がないため棄却とみなして再審査請求をしたときに効力を失います。 Cは正しい。決定は審査請求人に送達されたときに効力を生じ、所在が知れないときなどは公示の方法によることができます。 Dは正しい。社会保険審査会は原則として3人の合議体で事件を取り扱い、合議は公開しません。審理は公開、合議は非公開という対比で押さえてください。 ▶ テキスト: 社会保険に関する一般常識「社会保険審査官及び社会保険審査会法」

この問題を実際に解いてみる

プレミアム会員は年度別・科目別演習が無制限

演習を始める