健康保険法令和2年度第7問
令和2年度 第7問 解説
問題文
▼ 次の問いに答えてください。 〔問 7〕 健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (出典)第52回(令和2年度)社会保険労務士試験 択一式 健康保険法 問7/全国社会保険労務士会連合会試験センター
A日雇特例被保険者が療養の給付を受けるには、これを受ける日において当該日の属する月の前2か月間に通算して26日分以上又は当該日の属する月の前6か月間に通算して78日分以上の保険料が納付されていなければならない。
B全国健康保険協会の短期借入金は、当該事業年度内に償還しなければならないが、資金の不足のため償還することができないときは、その償還することができない金額に限り、厚生労働大臣の認可を受けて、これを借り換えることができる。この借り換えた短期借入金は、1年以内に償還しなければならない。
C保険者は、保健事業及び福祉事業に支障がない場合に限り、被保険者等でない者にこれらの事業を利用させることができる。この場合において、保険者は、これらの事業の利用者に対し、利用料を請求することができる。利用料に関する事項は、全国健康保険協会にあっては定款で、健康保険組合にあっては規約で定めなければならない。
D健康保険組合の設立を命ぜられた事業主が、正当な理由がなくて厚生労働大臣が指定する期日までに設立の認可を申請しなかったとき、その手続の遅延した期間、その負担すべき保険料額の2倍に相当する金額以下の過料に処する旨の罰則が定められている。
E任意継続被保険者は、将来の一定期間の保険料を前納することができる。この場合において前納すべき額は、前納に係る期間の各月の保険料の額の合計額である。正解
解説
正答はE。前納すべき額は、各月の保険料の合計額から、前納期間の各月の保険料を年4分の利率で複利現価法により割り引いた額を控除した額です。単純な合計額ではありません。 Aは正しい。日雇特例被保険者の療養の給付の要件(前2か月26日分/前6か月78日分)です。 Bは正しい。短期借入金の借換えと、1年以内の償還のルールです。 Cは正しい。保健事業・福祉事業を被保険者等以外に利用させる場合の利用料の定め方です。 Dは正しい。設立を命ぜられた事業主が申請を怠ったときの過料の定めです。 ▶ テキスト: 健康保険法「保険料の負担・納付・免除」
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