令和7年度 第8問 解説
問題文
▼ 次の問いに答えてください。 〔問 8〕 健康保険法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (出典)第57回(令和7年度)社会保険労務士試験 択一式 健康保険法 問8/全国社会保険労務士会連合会試験センター
解説
正答はE。後発医薬品のある先発医薬品を患者の希望で処方する場合、先発と後発の薬価の差額の4分の1に相当する額を選定療養の特別の料金として患者が負担します。後発医薬品が複数あるときは、薬価が最も高いものとの差で計算します。令和6年10月から始まった仕組みです。 Aは誤り。資格喪失後に何の手続もとらないまま相当期間が経過し、受給権の一部が時効で消滅した場合は、時効が完成していない期間についても継続給付を受けることはできません。法104条の「継続して」に当たらなくなるためです。 Bは誤り。滞納処分等を行うときにあらかじめ認可を受ける相手は厚生労働大臣で、実際に行うのは機構の職員です。財務大臣や税務署職員ではありません。 Cは誤り。一般保険料率の範囲が1,000分の30から1,000分の130までであることは正しいのですが、変更には組合会の議決を経て厚生労働大臣の認可を受けます。社会保障審議会は関係ありません。 Dは誤り。療養に関する指示に従わない場合の給付制限は122条により被扶養者にも準用されますが、制限できるのは保険給付の「一部」だけです。「全部又は一部」とはできません。 ▶ テキスト: 健康保険法「保険外併用療養費と混合診療」「資格喪失後の3つの保険給付」「一般保険料率の決め方」「給付制限の5類型」
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