厚生年金保険法平成29年度第4問
平成29年度 第4問 解説
問題文
▼ 次の問いに答えてください。 〔問 4〕 厚生年金保険法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (出典)第49回(平成29年度)社会保険労務士試験 択一式 厚生年金保険法 問4/全国社会保険労務士会連合会試験センター
A被保険者が労働の対償として毎年期日を定め四半期毎に受けるものは、いかなる名称であるかを問わず、厚生年金保険法における賞与とみなされる。
B1週間の所定労働時間及び1か月間の所定労働日数が、ともに同一の事業所に使用される通常の労働者の4分の3以上であっても大学の学生であれば、厚生年金保険の被保険者とならない。
C同時に2か所の適用事業所A及びBに使用される第1号厚生年金被保険者について、同一の月に適用事業所Aから200万円、適用事業所Bから100万円の賞与が支給された。この場合、適用事業所Aに係る標準賞与額は150万円、適用事業所Bに係る標準賞与額は100万円として決定され、この合計である250万円が当該被保険者の当該月における標準賞与額とされる。
D常時従業員5人(いずれも70歳未満とする。)を使用する個人経営の社会保険労務士事務所の事業主が、適用事業所の認可を受けようとするときは、当該従業員のうち3人以上の同意を得て、厚生労働大臣に申請しなければならない。なお、本問の事業所には、厚生年金保険法第12条各号のいずれかに該当し、適用除外となる者又は特定4分の3未満短時間労働者に該当する者はいないものとする。正解
E第1号厚生年金被保険者に係る適用事業所の事業主は、厚生年金保険に関する書類を原則として、その完結の日から2年間、保存しなければならないが、被保険者の資格の取得及び喪失に関するものについては、保険給付の時効に関わるため、その完結の日から5年間、保存しなければならない。
解説
正答はD。任意適用事業所の認可申請には、使用される者の2分の1以上の同意が必要です。従業員5人なら3人以上で足ります。 Aは誤り。賞与とされるのは「3か月を超える期間ごとに受けるもの」なので、四半期ごと(年4回)に支払われるものは報酬として標準報酬月額に反映されます。 Bは誤り。大学の学生でも、4分の3基準を満たせば被保険者になります(学生を適用除外とするのは雇用保険です)。 Cは誤り。同一月に2以上の事業所から賞与を受けたときは合算して150万円が上限なので、この場合の標準賞与額は150万円です。 Eは誤り。厚生年金保険に関する書類の保存期間は、完結の日から一律2年間です。 ▶ テキスト: 厚生年金保険法「適用事業所と一定の船舶」「標準賞与額」
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