令和7年度 第5問 解説
問題文
▼ 次の問いに答えてください。 〔問 5〕 厚生年金保険法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (出典)第57回(令和7年度)社会保険労務士試験 択一式 厚生年金保険法 問5/全国社会保険労務士会連合会試験センター
解説
正答はD。障害基礎年金に子の加算が行われているときに、同じ子について加給年金額が加算された老齢厚生年金が併給されることになった場合は、老齢厚生年金側の加給年金額に相当する部分が支給停止されます。同じ子について二重に加算しないための調整です。 Aは誤り。高年齢雇用継続給付との調整による年金の支給停止は、令和7年度から最大で標準報酬月額の4%になりました。6%は改正前の数字です。高年齢雇用継続給付の給付率上限が15%から10%に下がったことに対応しています。 Bは誤り。適用事業所以外の事業所の高齢任意加入被保険者は、事業主の同意を得て認可を受けて加入するので、保険料は事業主と折半します。全額を自分で負担するのは、適用事業所に使用される高齢任意加入被保険者で事業主が同意しない場合です。負担の向きが逆になっています。 Cは誤り。船舶所有者が同一である2以上の船舶は、当然に1つの適用事業所とされます。厚生労働大臣の承認は要りません。 Eは誤り。同じ月に種別が変わったときは、その月は「変更後の種別」(2回以上変わったときは最後の種別)の被保険者であった月とみなします。月末時点の種別で見るのではありません。7月28日に民間企業で資格を取得しているので、7月は第1号厚生年金被保険者であった月です。 ▶ テキスト: 厚生年金保険法「在職老齢年金と雇用保険との調整」「任意単独被保険者と高齢任意加入被保険者」「被保険者の4種別と被用者年金一元化」
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