労働者災害補償保険法平成28年度第4問
平成28年度 第4問 解説
問題文
▼ 次の問いに答えてください。 〔問 4〕 労災保険給付に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (出典)第48回(平成28年度)社会保険労務士試験 択一式 労働者災害補償保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。) 問4/全国社会保険労務士会連合会試験センター
A被災労働者が、災害現場で医師の治療を受けず医療機関への搬送中に死亡した場合、死亡に至るまでに要した搬送費用は、療養のためのものと認められるので移送費として支給される。
B労働者が遠隔地において死亡した場合の火葬料及び遺骨の移送に必要な費用は、療養補償費の範囲には属さない。
C業務災害の発生直後、救急患者を災害現場から労災病院に移送する場合、社会通念上妥当と認められる場合であれば移送に要した費用全額が支給される。
D死体のアルコールによる払拭のような本来葬儀屋が行うべき処置であっても、医師が代行した場合は療養補償費の範囲に属する。正解
E医師が直接の指導を行わない温泉療養については、療養補償費は支給されない。
解説
正答はD。死体のアルコールによる払拭のような、本来は葬儀屋が行う処置は、医師が代行しても療養補償費の範囲に入りません。療養のための費用ではないからです。 Aは正しい。死亡に至るまでの搬送費用は療養のためのものとして移送費が支給されます。 Bは正しい。火葬料や遺骨の移送費は療養補償費ではなく、葬祭料の問題です。 Cは正しい。社会通念上妥当な範囲の移送費用は全額支給されます。 Eは正しい。医師の直接の指導のない温泉療養は療養補償費の対象になりません。 ▶ テキスト: 労働者災害補償保険法「療養補償給付」
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