社労士になる子ちゃん
労働基準法平成29年度第3問

平成29年度 第3問 解説

問題文

▼ 次の問いに答えてください。 〔問 3〕 労働基準法に定める労働契約等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (出典)第49回(平成29年度)社会保険労務士試験 択一式 労働基準法及び労働安全衛生法 問3/全国社会保険労務士会連合会試験センター

A満60歳以上の労働者との間に締結される労働契約について、労働契約期間の上限は当該労働者が65歳に達するまでとされている。
B明示された労働条件と異なるために労働契約を解除し帰郷する労働者について、労働基準法第15条第3項に基づいて使用者が負担しなければならない旅費は労働者本人の分であって、家族の分は含まれない。
C使用者は、労働者が退職から1年後に、使用期間、業務の種類、その事業における地位、賃金又は退職の事由について証明書を請求した場合は、これを交付する義務はない。
D使用者は、労働者が業務上の傷病により治療中であっても、休業しないで就労している場合は、労働基準法第19条による解雇制限を受けない。正解
E派遣労働者に対する労働条件の明示は、労働者派遣法における労働基準法の適用に関する特例により派遣先の事業のみを派遣中の労働者を使用する事業とみなして適用することとされている労働時間、休憩、休日等については、派遣先の使用者がその義務を負う。

解説

正答はD。19条の解雇制限は「療養のために休業する期間」にかかるので、治療中でも休業せず就労しているなら制限を受けません。 Aは誤り。満60歳以上の労働者との労働契約の期間の上限は5年です。 Bは誤り。帰郷旅費には、就業のために移転した家族の分も含まれます。 Cは誤り。退職時の証明を請求する権利は2年で時効にかかるので、1年後でも交付義務があります。 Eは誤り。労働条件の明示は、労働時間等の特例にかかわらず派遣元の使用者が行います。 ▶ テキスト: 労働基準法「労働契約の締結と終了」

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