労働基準法令和2年度第3問
令和2年度 第3問 解説
問題文
▼ 次の問いに答えてください。 〔問 3〕 労働基準法第64条の3に定める危険有害業務の就業制限に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (出典)第52回(令和2年度)社会保険労務士試験 択一式 労働基準法及び労働安全衛生法 問3/全国社会保険労務士会連合会試験センター
A使用者は、女性を、30キログラム以上の重量物を取り扱う業務に就かせてはならない。
B使用者は、女性を、さく岩機、鋲打機等身体に著しい振動を与える機械器具を用いて行う業務に就かせてはならない。正解
C使用者は、妊娠中の女性を、つり上げ荷重が5トン以上のクレーンの運転の業務に就かせてはならない。
D使用者は、産後1年を経過しない(労働基準法第65条による休業期間を除く。)女性を、高さが5メートル以上の場所で、墜落により労働者が危害を受けるおそれのあるところにおける業務に就かせてもよい。
E使用者は、産後1年を経過しない女性が、動力により駆動される土木建築用機械の運転の業務に従事しない旨を使用者に申し出た場合、その女性を当該業務に就かせてはならない。
解説
正答はB。さく岩機・鋲打機など身体に著しい振動を与える機械器具を用いる業務は、妊婦と産婦について就業が制限される業務であって、女性一般に禁止されているわけではありません。 Aは正しい。重量物取扱いの制限は全女性に及びます(断続作業なら30kg以上、継続作業なら20kg以上)。 Cは正しい。つり上げ荷重5トン以上のクレーンの運転は妊婦には禁止です。 Dは正しい。高さ5メートル以上の墜落のおそれのある場所の業務が禁止されるのは妊婦だけで、産婦には制限がありません。 Eは正しい。動力により駆動される土木建築用機械の運転は、産婦が申し出れば就かせられません。 → 全女性禁止/妊婦のみ禁止/産婦は申出により禁止、の3段階で整理してください。 ▶ テキスト: 労働基準法「妊産婦等の保護」
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