ひとことで言うと
建設現場などで、下請負人の側が選任する担当者です。元請の統括安全衛生責任者と打合せをして、他の業者との作業の段取りをつけます。
解説
安全衛生責任者とは、統括安全衛生責任者を選任すべき事業者以外の請負人(下請負人)が選任する者をいいます。混在作業に潜む危険について、施工工程全般を把握している統括安全衛生責任者と連絡調整を行うことが主な役割です。
くわしく解説
安全衛生責任者は、統括安全衛生責任者を選任すべき事業者以外の請負人、つまり元方事業者ではなく下請負人において選任しなければならないとされています。
その役割は、下請として行う作業の施工工程や工法等を通じて把握している、その作業に潜む混在作業による危険の有無等について、施工工程全般を把握管理している統括安全衛生責任者と打合せをすることです。そのうえで、他の職方との段取りをつけていきます。
元請と下請の間に立つ連絡役、と捉えるとイメージしやすいでしょう。上でクレーンが荷を吊っている真下で別の会社が作業を始める、といった事故を防ぐには、各社の作業予定を突き合わせる人が必要になります。その役目を下請側で担うのが安全衛生責任者です。
請負関係における安全衛生管理体制の登場人物は、統括安全衛生責任者・元方安全衛生管理者・安全衛生責任者・店社安全衛生管理者の4人です。このうち下請側に置かれるのは安全衛生責任者だけです。
具体例で考えよう
オフィスビルの新築現場で、鉄骨工事を請け負った下請会社が安全衛生責任者を選任し、元請の統括安全衛生責任者と翌週の作業の重なりを調整する、という形になります。
試験対策ポイント
選任するのは統括安全衛生責任者を選任すべき事業者以外の請負人(下請負人)。統括安全衛生責任者との打合せが主な職務。請負関係の4人のうち下請側に置かれるのはこの者だけ
関連法令
労働安全衛生法16条
関連用語
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